Friday, April 13, 2007

地震保険って?

地震保険は、地震、火山の噴火またはこれらによる津波を原因とする火災、損壊、埋没、または流失による損害を補償する保険のことや。

火災保険では、地震を原因とする火災による損害や、地震により延焼拡大した損害は補償されしまへん。それを補うのが地震保険や。地震保険は火災保険のオプションやから、加入するには火災保険への加入が前提となるんですわ。まとめると、地震保険は下記のようなええトコがおます。

プルデンシャル 保険

・ 地震保険の対象は、居住用の建物と家財や。

・ 火災保険でカバーされておらへん「地震を原因とする火災による損害」や「地震により延焼・
拡大した損害」に対して補償しまっせ。

・ 地震保険に加入するためには火災保険に入る必要がおます。地震保険のみの保険はおまへん。

・ 基本となる地震保険は、保険会社が異なっても内容は同じや。一律の制度や。

一般家庭向けの地震保険の窓口は、火災保険を取り扱っとる各保険会社や。

みなやまと地震再保険株式会社ちう会社にまとめられており、補償内容も一律や。

地震をカバーする保険商品は各保険会社も独自に扱っとりますが、共通して扱っとる地震保険ゆうものは、一つの国の制度に近いもんや。

子供保険

Tuesday, August 01, 2006

生命保険の歴史とは?

生命保険の歴史とは?

17世紀、イギリスの牧師たちが葬式代をまかなうために、お互いにいくらかずつ出し合って積み立てていったのが、生命保険の始まりだといわれる(香典前払保険・香典前払組合)。ただし、これは年齢に関係なく同じ金額を払い込んでいたため、高齢者は比較的少ない保険料で保険金を受取ることになり、若い者の不興を買い、10年ほどでなくなったとされる。


この問題を解決するきっかけを作ったのが、「ハレー彗星」で有名な天文学者エドモンド・ハリーである。 彼は実際に調査して人間の寿命を統計化した生命表を作成した。それは年齢ごとに生存している人死亡した人の割合をまとめた統計データである。

ここで重要なのは、こうした統計ができたことで、「誰がいつ亡くなるかは全くわからないが、年齢ごとの亡くなる人数(死亡率)はおおむねはっきりする」ということである。
これは「大数の法則」と呼ばれるもので、この法則でよく知られる例としてはサイコロを数多く振ると回数が増えるにつれてそれぞれの6つの目の出た回数は六分の一に限りなく近づいていく、というものがある。


つまり、生命表での場合、少ない人数だと誰がいつなくなるかは全く分からないが大勢集まると限りなく生命表の死亡率に近づくので、「そのうち何人が何歳のときになくなるかおおよそわかる」ということになる。


こうして、この統計による死亡率に応じて保険料に差をつけることが考えられ 18世紀、イギリスで死亡率に基づいた保険料を集める制度ができ、これが今の生命保険のルーツとなっている。
現在の近代生命保険の発祥は、1762年にイギリス・ロンドンに設立されたEquitable Life Assurance Society(※英国・エクイタブル生命)である。


 死亡率に応じて保険料を徴収すると年々保険料が上がっていくことになる(これを自然保険料という)が、同社は、その保険料を契約期間に応じてならす、「平準保険料」方式を採用した。この仕組みは契約期間の前半に将来の保険料を前払いし(この前払いした保険料がいわゆる解約返戻金となる)、契約期間の後半に積み立てられた金額を保険料として取り崩すことになる。これが現在の生命保険の保険料計算の主流となっている。

車 保険

本来、相互扶助の仕組みであった生命保険だが、平準保険料の採用により、前払いされた保険料が生命保険会社の多額の運用資産となった。そしていわゆる機関投資家として金融市場に大きな影響力を持つ礎となった。


日本では1868年に福沢諭吉がこの制度を紹介しており、明治14年7月、日本で最初の保険会社・有限明治生命保険会社が開業された。


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